スルメイカ (するめのしょうゆ漬け)
昔、仕事から帰宅した父がよく食べていたのが、スルメのしょうゆ漬けでした。
今でもよく覚えているのですが、父が大きめの密閉容器に漬け込んだスルメを
取り出して、ストーブの上で軽くあぶって、晩酌のおともに食べていましたっけ。
昔のストーブは、上にヤカンをのせたり、お餅をのせたりしていたものですが、
そこでスルメをあぶると、しょうゆのよい匂いが部屋中に広がり、子どもだった
私や妹は、横から手を伸ばして、スルメをもらっていた気がします(^^)
硬いまま(乾いた状態)のスルメは子どもにとっては食べにくいものでしたが、
しょうゆに漬けたスルメはふっくらと柔らかくて、とてもおいしいおやつでした。
先日、実家に帰ったときに「そういえば、あれってどうやって作っていたの?」
と父に聞き、それをまねして我が家でも作ってみました。漬け込むのに日数が
かかってしまうのですが、とてもおいしくできて、夫が「これはビールに合う!」
と喜んでいました♪ 普段そんなにビールを飲まない夫なのですが、スルメ
があると、どうもビールが進んでしまうみたいです^^
スルメイカ (するめのしょうゆ漬け)の作り方
【材料】
・ スルメイカ(乾燥させてある市販品)
・ しょうゆ 適量
・ 酒 適量
【作り方】
1. スルメを胴の部分と足の部分とに切り分けて、水を張ったボウルに30分くらい
つけてふやかす。
(※このときに、お湯を使うとスルメのうまみが抜け出てしまうそうなので、必ず水で。)
2. スルメを水から引き上げ、乾いた布巾などで表面を拭いてから、タッパーなどの
密閉容器に入れる。大きすぎて入らない場合は、容器に合わせた大きさに切る。
3. タッパーの上から、しょうゆと酒を同量ずつくらい注ぎ、スルメが漬かるようにする。
4. フタをして、冷蔵庫で1週間ほど漬け込んで出来上がり。
時々、上下を返すようにすると、全体にしっかりと味がしみこみます。
魚焼きグリルなどで軽くあぶって、手で裂いて食べてください。
ビールやお酒のおつまみに最適です(^^)
ただ・・・、ちょっと醤油辛いかな?という気がするので、あまり味が濃いのが
苦手な人は、つける日数を少なめにしたほうがよいかもしれません。
もうちょっと甘みがあるといいなと思うのですが、砂糖やみりんは入れないと
言っていたし・・・。うーん、ちょっとなにか方法を考えてみたいと思います。
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