葡萄寒天(ぶどうかんてん)

ayan

2006年05月15日 19:31



ぶどうジュースで葡萄寒天を作りました。最近はあたたかくなってきたので、こういう冷たいお菓子がおいしく感じます。この葡萄寒天は、室内の蛍光灯の光で見るとくすんだ暗めの紫色をしていておいしくなさそうなんですが、ガラスの器に入れて、太陽の光の下で見るときらきらと輝いてキレイなんですよー。
ちなみに、上の写真は、ベランダで撮影しました。
葡萄寒天の作り方。粉寒天の量と液体の量のバランスは、粉寒天の袋に書いてあった配分(※ジュースで作る場合)を参考にしました。1回分ずつ個包装になっている粉寒天の場合は、その説明書に記載されている液体量で作ってください。なお、砂糖は入れませんが、100%ぶどうジュースで十分に甘いとと思います。

【材料】
・ ぶどうジュース(果汁100%) 200ml
・ 粉寒天 2g
・ レモン汁 少々


【作り方】
  1. ぶどうジュース半量(100ml)に粉寒天2gを入れて火にかけ、かき混ぜながら1~2分煮る。


  2. 残りのぶどうジュース(100ml)を加え、レモン汁も少々加えて火からおろす。好きな型に流しいれて、冷やし固める。

寒天は、テングサ、オゴノリなどの海草を原料とし、カロリーゼロで食物繊維も豊富なヘルシー食品です。カロリーゼロというと、なんとなく栄養もほとんど入っていないのかな?と思いますが、そんなことはなく、カルシウムや鉄分も多いので、美容や健康に気を使っている人は積極的に摂りたい食品です。

ちなみに、寒天とゼラチンの違いについて。ゼラチンも、同じくゼリーなどを固めるのに用いますが、こちらは若干のカロリーを含みます。ただし、ゼラチンはコラーゲン由来の動物性たんぱく質なので、美容(特に美肌)に効果があると言われています。

そして、溶ける温度と固まる温度も異なります。寒天は沸騰させないと溶けませんが、常温で固まります。逆にゼラチンは40度以上で溶けますが、約20度以下でないと固まらないため、冷蔵庫で冷やし固める必要があります。

口当たりは、寒天のほうが固め、ゼラチンのほうがぷるるんと弾力があります。
この葡萄寒天の感想は・・・うーん、ゼラチンのほうがよかったかも(笑)
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